こんにちは、ルルです。今回はランクバトル S8で使用した構築の紹介になります。
誰かの暇つぶしになったり、新たな可能性の開拓になったりすれば幸いです。気楽にご覧下さい。
【構築経緯】
鎧の孤島の教え技ワイドフォースの追加、ダイスープにより任意の個体のキョダイマックスが可能になったことからイエッサン♀、ブリムオンのトリル軸を使うことからスタートしました。次にトリルアタッカーとして高火力のアローラガラガラ、第2のトリル要員として高耐久のポリゴン2を採用するまでは早かったです。
残りの2体は最初はフシギバナ、コータスを採用していました。しかし、パーティ全員がガオガエンにタイプ一致で抜群をつけないためバナコータスは解雇しました。
さらに、速いポケモンを入れるスイッチトリル構築は自分で使うのが苦手なため、構築を完全にトリルに寄せることにしました。
ガオガエンに強く出られるトリルアタッカーとしてアシレーヌ、最遅鉄球一撃ウーラオスを採用することにしました。
最遅のウーラオスはミントをケチって性格厳選してた時に偶然出た個体で、新ポケモンだし使ってみるかとノリで採用しました。連撃だとアシレーヌと弱点が被るため、ワイドフォースの一貫切りも兼ねて一撃で採用しました。鉄球を持たせることで素早さ実数値がガラガラと同じ45となり、トリル中にガオガエン、ポリゴン2、バンギラスの上からインファイトを叩き込めます。さらに守る択を発生させない特性、トリルが切れた後の不意打ちと意外と使えることが分かりました。何より意表を突くことができるのが最大の強みでした。最後まで使い続けていたらこの記事のタイトルは最遅ウーラオス入りガチトリルになるはずでした。
この6体でマスターボール級まで行けましたがそこから伸び悩みました。イエッサン、ブリムオン、ガラガラ、ポリゴン2は良い感じだったんですが、アシレーヌはゴリランダー、ウーラオスはトゲキッスが辛いため2体の枠を再検討することになりました。
残り2体に求めたのはトリル中の制圧力は勿論、ガオガエン、ゴリランダー、トゲキッスを破壊出来るポケモンでした。自分が見つけた条件に合うポケモンはドラミドロとエースバーンでした。ドラミドロは説明不要ですが、エースバーンもA184からタイプ一致の炎技、格闘技、鋼技で上記3体を破壊出来ます。素早さも最遅で111、さらに半分にすることで55、トリル中の活躍は充分あると考えました。
【個別解説】
れいせい 177(252)-x-85-161(252)-126(4)-81(最遅)
ほぼ全試合初手に出しました。この指でトリルを展開出来たら100点、退場出来たら150点です。この構築では最速で低火力ですので早めに退場し、後続のポケモンに繋げられるかが重要です。守るはマジカルシャインや壁でも良かったかと思います。
れいせい 163(244)-x-115-206(252)-125(12)-32(S個体値4or5)
非トリル時最遅30族+1、トリル時最遅20族−1、キョダイマックス個体
最遅のモロバレル、ブリムオン、サマヨール、コータス、ナットレイを常に上から殴りたかったのでS個体値を最遅にせずルームサービスを採用しました。火力が足りなくなりましたが、生きた場面も多かったので最後まで変えませんでした。トリルを展開した後は全体技で後続の圏内に入れます。刺さってる時とどうしようもなくてキョダイテンバツの運ゲーを仕掛ける時は迷わずキョダイマックスします。初手にトリルを封印するポケモンが来た時もいきなり攻撃します。マジカルフレイムは全然打たなかったので守るかミストバーストにしてみたいです。
ゆうかん 167(252)-145(252)-131(4)-x-100-45(最遅)
アシレーヌが居た時は避雷針でしたが脱退後は石頭で採用しました。電気タイプはあまり出されませんでした。反動を気にせずにフレアドライブを打ちまくりました。ポルターガイストでアシレーヌ程度は確定、H振りダイマックスドラパルトが良い感じの乱数で落ちるので非ダイマックスでも活躍します。ホネブーメランはガオガエンへのせめてもの抵抗です。ダイマックスする時の骨を回すモーションが好きです。
れいせい 191(244)-x-110-172(252)-117(12)-58(最遅)
ジュラルドンやバンドリにはブリムオンがトリルを展開出来ないので初手に出しました。冷凍ビームはゴリランダー意識です。火力はC↑に依存していますが自己再生による場持ちの良さでトリルを最展開できる点は大きいです。
れいせい 171(244)-x-110-163(252)-145(12)-44(最遅)
命の珠適応力でゴリ押してました。この火力は病みつきになります。ブリムオンと同じく鋼が辛いですがガラガラ、エースバーンが牽制してくれてたと思います。ヘドロウェーブは他に採用したい技がないので入れました。相手にトゲキッスがいる場合や、味方に影響があまり出ない場合はどんどん打ってました。
ゆうかん 187(252)-184(252)-95-x-96(4)-111(最遅)
パワーアンクル所持で素早さ55、キョダイマックス個体
この構築の目玉です。まさかこのポケモンがトリルアタッカーだとは思われないでしょう。かなりの奇襲性はあったと思います。
鉄球よりもパワーアンクルを持たせることで「努力値振り終わってアイテム変え忘れてるw」と思わせることが出来るかもしれません。
技はゴリランダーへの火炎ボール、ガオガエン、バンギラス、ポリゴン2への飛び膝蹴り、トゲキッスへのアイアンヘッド、トリルが切れた時の締めになる不意打ち、で決まりました。範囲も広く、それぞれダイマックス技も強力です。
役割対象がいる場面では時間ギリギリで出すことでこちらから打つ手が無いように見せかけてました。ガオガエンに捨て台詞もとんぼ返りもされないことを目的に採用したので素引きは考慮しません。
使ってるとどんどん信頼度が高くなり、終盤はエースバーンをダイマックスさせることが増えました。
↑サムネ用
【選出】
基本はイエッサン+トリラー+2体です。
トリラーはブリムオンがほとんどでジュラルドン、バンドリにはポリゴン2です。全力でトリルを展開し全力でトリル中に試合を終わらせにいきます。終盤はイエッサン、ブリムオン、ドラミドロ、エースバーンが多かったです。
どのポケモンも非ダイマックスでも戦えるポケモンを選んでるのでダイマックスは臨機応変にしてました。優先するべきは相手の数を減らすことなので相手より先か後かは深く考えてません。
【戦績】
自身初の1800到達で撤退、最終626位
【終わりに】
S8お疲れ様でした。鎧の孤島が本格的に解禁され、新ポケモン新要素満載の構築で戦えてとても楽しかったです。ウーラオスやエースバーンのおかげで最遅半分でガオガエンより遅ければトリル適性があると考えるようになりました。今後も先入観にとらわれずに色んなポケモンの可能性を探りたいです。もし最遅エースバーンに興味を持たれたらぜひ使ってみてください。
ここまで閲覧ありがとうございました。